声明

久喜市のみなさま、こんにちは。

久喜市議会議員のせがわたいすけ(瀬川泰祐)と申します。

わたしは18年前に、高校時代を過ごした久喜市(旧北葛飾郡栗橋町)に移り住みました。当時は仕事が忙しく休みも不定期でしたが、束の間の休日になると、子どもたちを近所の公園で遊ばせたり、散歩をしたりしながら、地域の方々と一緒に子育てを楽しんでいました。そんなある日、楽しそうに遊んでいる子どもたちの姿を眺めながら、ふと疑問がわたしの頭の中に浮かび上がります。

「この子たちが大人になるころ、この地域の未来はどうなっているのだろうか」

すでに地球の温暖化が叫ばれるようになり、またここ久喜市でも少子高齢化が急速に進行していた時期でした。国民の多くが自分自身のことを中流階級だと捉えていた時代は終わり、これから先の自分たちの老後、そしてその先にある子どもたちの未来にポジティブな姿が想像できず、「いま、この子たちのために何ができるだろうか」と考えるようになりました。

しかし、当時のわたしにはその答えを導き出す力はありませんでした。その後、長年の夢だったオリンピックに関わるため、本業の傍らでスポーツライターとしての活動を始めました。この活動がきっかけとなり、社会に横たわるさまざまな課題が子どもたちの将来と密接に関わっていること、そしてスポーツを題材にメディアで活動していることにより、個人の活動でも社会課題に取り組むことができると気づきます。以来、スポーツ界の社会貢献活動を取材しながら、少しでも社会を良くするための情報発信を行ってまいりました。スポーツライターとして活動した数年は、AEDの普及活動や、被災地支援、ジェンダー平等への取り組み、共生社会の実現に向けた活動など、「スポーツSDGs」の可能性をずっと追い求めてきたように思います。そして、久喜市に移り住んで18年がたった今、ようやくあのとき浮かんだ疑問に、自分なりの答えを導き出すことができるようになりました。

わたしが今回、政治の世界に挑戦して実現したいのは、問題を抱えた当事者である市民が、自分たちの未来のために勇気を持って声を上げ、地域をより良く変えていく環境を作ることです。

まず第一に、わたし自身が子育てを経験した当事者として、子育て支援制度や防災対策、教育環境、スポーツ環境を改善するために、声を上げること。そして第二に、これまで数多くの大型プロジェクトに参画し、問題解決をしてきたスキルを活かして、地域の皆さんが抱えるさまざまな問題に寄り添い、共に声をあげ、問題の解決を目指すこと。

この2つのことに本気で取り組み、地域の人たちが未来に希望を持って生活ができる街にしたいと思い、挑戦を決意しました。いま変わらなければいけないのは、わたしたち大人です。私たちの将来に対して、子どもたちの未来に対して、無関心になることなく、諦めることなく、共に地域を変えていきませんか。

LINEで久喜市議会議員・せがわたいすけと友だちになりませんか?

友だち追加