栗橋の高柳地区産業基盤整備に関する地権者説明会を傍聴しました
7月10日に、栗橋の高柳地区産業基盤整備に関する地権者説明会が行われました。
久喜市総合振興計画にある、「地域の産業が元気で、多彩な企業が集積する豊かなまち」を実現するにあたり、栗橋の高柳地区は、「地域経済の活性化と雇用の場を確保するため、インターチェンジ周辺や広域道路軸が結節する交通条件の優れた地域」と位置付けられており、久喜市は、高柳地区における産業基盤整備の実現に向けて、これまで埼玉県と協議を継続してきました。この説明会は、6月30日(水)に久喜市と埼玉県企業局との間で「県と市による事業化に向けた合意書取得に関する覚書」が締結され、実施に向けて県と合意ができたことを受けて行われたものと推察しますが、わたしも勉強を兼ねてこの説明会を傍聴させていただきました。
自治体が企業誘致を行うメリットは、税収のアップはもちろんのこと、地域の雇用の増加、そして周辺地域の発達などが挙げられます。地域を活性化するという点で、栗橋高柳地区に産業団地ができるのはメリットだらけだと思っていたのですが、地域住民の方々からすると、交通量の増加やそれに伴う安全面の確保が大きな関心ごとだったようです。またこの地域の周辺で事業をしている方は、環境変化に対して強い関心を示していました。わたし自身は、この開発計画に対する地権者や周辺事業者の本音を聞くことができ、とても有意義な時間となりました。
今後、久喜市は、地元地権者の方々の協力を得て、令和5年に造成工事の開始を目指すことになっているそうです。詳細は、久喜市のホームページに記載されておりますので、ご確認ください。
https://www.city.kuki.lg.jp/smph/shisei/city_plan/takayanagichiku.html