アメリカオニアザミにご注意を!
先日、南栗橋で、アメリカオニアザミを発見しましたので、駆除方法を調べ必要な道具を用意した上で、本日駆除しました。
アメリカオニアザミは特定外来生物ではありませんが、幅広く生態系等に被害を及ぼす恐れのある外来種として、「生態系被害防止外来種」に指定されており、繁殖力が高く、葉や茎に固く鋭いトゲを持っていることが特徴です。
写真でもわかる通り、植物全体に無数の棘があり、鹿や牛などの野生動物も食べないそうです。駆除したくても近寄ることが難しいので、結果的に繁殖して広範に広がっているようです。
開花時期は7~10月と言われていますが、わたしが見つけたものは、すでに花が咲いており、茎はアスファルトを突き破り、直径10cm以上、高さも2メートル近くまで伸びていました。子どもやペット、近隣にお住まいの方が知らずにこの植物に触れてしまうと、鋭い棘が刺さって激痛を伴う怪我をしてしまいますので、一日でも早く駆除することが重要です。
駆除のためにわたしが用意したものは以下のもの。
・電動草刈機
・芝生バサミ
・革手袋
・米袋
・45リットルゴミ袋
・長そで長ズボン+マスク。
棘が鋭すぎて、手で引っこ抜くことは到底できなかったので、まずは電動の草刈機で直径10cm以上に成長していた大元の茎を切断し、その後、芝生バサミで枝葉を細かく裁断して米袋に入れ、最後に45リットルのゴミ袋にいれて処分することにしました。
茎もかなり頑丈で、切断には苦労しました。また棘は、分厚い革手袋をしてても突き抜けてくる鋭さで、途中から火バサミで米袋に入れるようにしました。
やはり大きく成長してからの駆除は本当に厄介です。しかも根っこが取れたわけではないので、アスファルトの下に根を張ったアメリカオニアザミをどうやって絶やすのかは、まだこれからの課題です。
もしもアメリカオニアザミを発見した方は、大きく成長する前に、早期の駆除にぜひご協力ください。
今回、わたしも自分で駆除してみて、その大変さがよくわかりました。もし駆除方法や処分方法がわからないなどでお困りの場合は、瀬川までご相談ください。
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