脱炭素化への切り札?地域新電力会社の取り組みを視察
7月19日から21日にかけて、所属会派にて、鳥取・島根県に視察に行ってきましたのでご報告いたします。視察先は以下の通りです。
・島根県大田市定額乗合タクシーの取組み
・島根県松江市新庁舎整備事業
・鳥取県境港市観光対応型商店街水木しげるロード
久喜市の課題と照らし合わせ、真似できること、できないことを頭の中で切り分けながら、視察先の事例を学んできました。
特にわたしが参考にしたいと思ったのは新電力会社・ローカルエナジー社の取組みです。今後久喜市ではゴミ処理場の建設が予定されていますが、ごみの焼却によって発生する熱エネルギーを利用した発電も行われる予定です。これらの新たな熱資源を利用も兼ねて、脱炭素化への取り組みを推進しつつ、地域経済振興・経済循環につなげるために、新電力会社の設立が計画されています。
電力の小売全面自由化により、新規参入が増え、消費者は電力会社や料金プランを自由に選べるようになりました。しかし、新規参入後に電気事業から撤退したり倒産したりするケースが増えているように、新電力会社を設立したところでそう簡単にうまくことが運ぶわけではありません。
ではなぜローカルエナジー社は初年度から黒字化し、その後も安定した経営を行えているのか。
そのカラクリの一端は電力の需給管理にありそうだということは理解できました。今後さらに調査を進め、事業の成功確率を高めていくために、わたしもアクションを起こしてみたいと思います。
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