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今日は所属する久喜みらいの会の会派視察で「道の駅常総」へ。

自宅から車で高速を使わずに45分程度ですので、わたしは今回で3度目でしたが、はじめていちごの水耕栽培のハウス内を見ることができました(写真はNGでした)。

久喜市では、令和4年3月(わたしが議員になる少し前です)に、南彩農業協同組合と農業振興拠点整備に向けた基本協定を締結し、その後令和5年8月に基本構想を発表しました。そして現在は基本計画案が示され、パブリックコメントを実施して市民の皆さんの意見を募っているところです(3月4日まで)。

https://www.city.kuki.lg.jp/smph/shisei/kyodo/sanka/public/boshu/nogyoshinkokyoten.html

「道の駅」は、市町村などの公的な団体が設置し、首長からの登録申請により、国土交通省で登録することになっています。登録にはいくつかの要件がありますが、道の駅の目的は、「道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供」及び「地域の振興に寄与」とされており、基本機能として、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者や地域の方々のための「情報発言機能」、そして「道の駅」をきっかけに町と町とが手を結び活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」の3つの機能を併せ持つ施設としています。

そして久喜市では、この3つの機能に加え、「農業振興機能」、「スポーツ機能」、「防災機能」を併せ持った道の駅の整備を目指すことが基本構想・そして基本計画案で示されています。

また気になる整備予定地は、現在の菖蒲グリーンセンターの隣接地で、周辺には、モラージュ菖蒲があるほか、整備予定地の東側には圏央道白岡菖蒲インターチェンジ、南側には菖蒲パーキングエリアが立地しており、交通の便が非常に良い地域となっています。令和9年4月には、余熱利用施設及び(仮称)本多静六記念市民の森・緑の公園の供用開始が予定されており、今後菖蒲エリアの土地利用がますます進んでいくことになります。

道の駅の整備についても、きっと今後、賛否両論が起きることでしょう。

どんな事業もメリット・デメリットが存在しますが、道の駅の整備は、地域振興や交通の利便性向上といった大きなメリットがある一方で、コスト負担や環境への影響などのデメリットも考慮する必要があります。持続可能な運営ができるのかどうか、そして久喜市の特性を活かした独自の魅力を打ち出し、利用者を増やす工夫が施されるのかどうか、どのような観点で見ていけたらと思っています。

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