久喜市が行っているスポーツ活性化事業って何?
本日は、久喜市議会福祉健康常任委員会にて、久喜市で実施されている「スポーツ活性化事業」についての所管事務調査を実施するため、アリオ鷲宮内の「スポーツ60&スマート」を訪問しました。
スポーツ活性化事業は、スポーツを通じて、地域課題の解決、地域経済の活性化等を促進する事業で、久喜市は2022年から2024年まで3年連続でスポーツ庁の表彰を受けています。そして今年度は、スポーツコミッションの設立をきっかけにスポーツ振興費補助金を活用し、スポーツイベントを開催したり、フレイル予防プログラムの実証実験を行ったりしています。
「スポーツ60&スマート」は、元々は体験型デジタルスポーツフィールドとしてオープンしましたが、買い物客が高齢者層が中心であること、運動不足の解消や健康寿命を伸ばすことに対するニーズが高いことなどから、「フレイル(虚弱)予防の為の運動習慣化プログラム」の提供をはじめ、久喜市と連携して、要介護者やフレイル(虚弱)予防の為の実証実験を進めています。
本日はスポーツ60&スマートで提供されている運動習慣化プログラムの一部を体験させていただきました。感想としては体を動かすきっかけとしてはとても面白いものだと感じました。とはいえ、デジタルを活用した取り組みの多くは、そもそもデジタルであることの意味を問われる上に、高価な機材、そしてメンテナンスの問題、設置場所の問題、ネットワーク環境の問題などの課題があり、普及には周囲の理解も含めて想像以上に多くの時間を要するものです。久喜市にとっては先進的かつかなり挑戦的な取り組みだということを再認識しました。
この取り組みが久喜市から全国に発信できるような効果を生み出すことを期待しつつ、介護予防や医療費の抑制などにつながる取り組みになり得るのかどうか、その費用対効果も含めて、今後、さまざまな角度から効果を検証していけたらと思います。
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