受験生にエールを
今日も朝5時半から駅頭活動でした。
わたしは3年前から、この時期は「頑張れ受験生」というのぼりで駅頭活動を行っています。
理由は、自分自身の受験体験から。
決して裕福な家庭ではなかったのに浪人してしまい、劣等感しかなくて、友達にも親戚にも会いたくなくて、自分の不甲斐なさを感じながらも、行き場のない気持ちを母親に当たって、本当に迷惑をかけ、心配をかけたなぁと。
そんな当時の気持ちを思い出させてくれるのが、カロリーメイトのCM『夢の背中』篇。レミオロメンの名曲を藤巻亮太さんがセルフカバーした「3月9日」の音楽とともに、受験勉強に奮闘する息子の入学当日までの1年間を、母親の目線で描いた素敵な映像作品。今見ても、当時の感情を思い出させられます。
また、自分が親になって、息子や娘の受験の際には、応援すること以外に何もできない親としての葛藤も経験しました。
いまわたしは駅で議会報告のチラシを配布しているだけの身で、第三者である自分に何かができるわけもないのですが、押しつぶされそうなプレッシャーと争いながら一人で駅を歩いていく学生さんを見ながら、心の中で応援の気持ちをおくっています。
そして今日は、受験生をもつお母さんがのぼりを指差しながら、「今週末はうちの息子がセンター試験なんです!」と声をかけてくれました。
きっと子どもの受験を案じながらも、応援することしかできないことに、複雑な感情を持たれているんだろうなと想像しつつ、「頑張ってください!」とエールを送らせてもらいました。
偽善だろうとなんだろうと、何もしないより何かをしていたいという自己満足の活動です。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。