交通事故のあった交差点が改善
昨年2件の交通事故があった久喜市内の交差点。
道路表示の塗装のし直しや、街路樹の伐採など、久喜市が対応してくれたことにより、以前より見通しがよくなりました。そして、本日、道路沿いの街路樹の選定をしてくれていて、さらに見通しやすく安全な道路になりました。
この地域に住む高齢者の方は「明日は我が身かもしれない」と言いながら、交差点の安全性を高めてほしいという要望をいただいておりましたので、道路の安全性を高めてくれた市の対応には感謝です。
ただ、私たちが常に念頭に置いておかなければならないのは、「果たして全ての人がこの対応を望んでいたのか」ということです。今回の久喜市の対応は、街路樹の剪定強度が高いため、木へのストレスなどで枝が枯れたり、今後の樹形が見通せないなどのデメリットがあります。街の景観も決して美しくはありません。そのようなことはわかった上で、このような対応をとっているということは、市民の皆さんが知っておくべきだと思うのです。
何をやっても、良い面と悪い面、表と裏があります。立場によって、正解も分かれるでしょう。何かアクションを起こす時には、様々な選択肢があり、そのメリット・デメリットを把握した上で判断して実施しています。それを市民の方たちに伝えていくことで、市民と行政の溝も埋まっていくのではないでしょうか。
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