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今日は明治大学理工学部応用科学科の准教授とこの春から大学院生になる学生の3名が久喜市役所を訪れてくれました。

皆さんは都市ゴミ焼却飛灰の安全・安心な固化処理を目指して研究中で、久喜市の焼却灰を研究材料にして、環境中に放出される可能性のある有害物質の溶出危険性を評価するとともに、溶出しないように撥水処理を加えたり、体積を極力増やさない固化処理を行うことにより、安心・安全な埋め立て処理の方法論を模索しています。そして最終的には環境庁告示第 13 号試験などの試験法を最適化していきたいとのこと。

ごみの中にわずかに含まれる重金属が焼却処理によって灰に濃縮されるため、その有害性の高さから灰の大半が最終処分場に埋め立てられていますが、日本では埋め立てるための場所が限られていることなどから、埋め立てる量の削減と安全性を高める処理方法が求められています。

次世代にツケを残さず、地域の未来を次世代に繋いでいくためにも、環境課題に対して、できることはやっていきたい。明治大学の皆さんの研究が、いつかこのような日本の環境課題の解決につながればと思い、自分にできる限りサポートできればと思っています。

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