スポーツ基本法の大規模改正が可決・成立
6月の国会でスポーツ基本法の大規模改正が可決・成立しました。2011年の制定以来、初の抜本的改正です。
改正の背景には、
① 共生社会の実現(ダイバーシティ・インクルージョン)
② 学校部活動の地域移行
④ 指導現場の問題(暴力・ハラスメント等)
⑤ 国際的な公正性確保(アンチ・ドーピング)
などがあり、次の内容が明記されています。
・人種・性別・障害の有無に関係なくスポーツを楽しむ共生社会を明記
・中学校の部活動改革や地域クラブとの連携
・eスポーツなどICTを活用した新たなスポーツ推進
・指導現場での暴力、盗撮、ネット中傷に対処
・アンチ・ドーピング機関「J‑Fairness」を法的に位置づけ 
※新旧対照表は以下に記載されています。
https://www.mext.go.jp/…/2012/02/09/1307830_01_1.pdf
個人的に感じるのは、部活動などスポーツ現場ではまだまだ目を覆いたくなるようなハラスメントが起きている現実があり、現場の質の改善は必要だということ。全てのスポーツ活動の拠り所となる法律ですので、ぜひご一読ください。
もし地域スポーツにおいて、課題を感じていることがあれば、ご連絡ください。
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