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東京オリンピックでは、スケートボートやスポーツクライミングなどの「アーバンスポーツ」の魅力を存分に思い知らされました。オリンピックに出場した選手たちは、スポーツを心から楽しんでいて、努力だの根性だのといった前時代的なスポーツ観からはほど遠い、新しいスポーツ観を魅せてくれたように思います。

スポーツとの向き合い方は人それぞれで、努力や根性を否定するつもりはありません。ただ、時代とともにスポーツ観も多様性が生まれつつあると感じています。

そんなこともあり、先日、クライミングというスポーツを観てみたいと思い、クライミングジム「ウォルラス」に行ってきました。

埼玉県久喜市鷲宮3丁目にあるクライミングジム「ウォルラス」

クライミングというスポーツを体験させてもらって感じたのは、自分の「できそう」と「できた」もしくは「できなかった」がシンプルに結びつくということ。この面白さは、自分自身を試すための「実験」という感覚に近くて、釣りや昆虫採集、キャンプみたいなフィールドワークに近い感覚がありました。たくさん失敗しながら、工夫を重ねて成功にたどり着く面白さ、成功した後に「なるほどね」と言える面白さがあると言ったら良いのでしょうか。


自分の「できそう」と「できた」「できなかった」の感覚を磨くことは、社会に出た時にいろんなシーンで有効に働くものです。会社で「これやっておいて」と言われて「無理です」とすぐに口から出てしまう人は、自分の能力をわかっているということはできるかもしれませんは、「できそう」という感覚が磨けていない人ということもできます。工夫しながらできることを目指せるクライミングは、「できそう」という感覚を磨くのに、非常に良いスポーツだと感じました。

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