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先日、三重県名張市の認定こども園で、食物アレルギー事故が発生し、ニュース番組などで報道されていましたが、実は久喜市内の放課後児童クラブでも、4月上旬に食物アレルギーのある児童に対して誤ってアレルゲンを含むおやつを提供し、アナフィラキシーにより医療機関に一時的に入院するという事案が発生していました。

◼︎名張市で起きたアレルギー事故の記事

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20240620/3000036116.html

久喜市での事案については、私が所属する福祉健康常任委員会内の所管事務調査で扱われることになりましたので、アレルギー対応の詳細について、現場に携わってきた人に話を聞くことにしました。

といっても、取材の相手はわたしの妻です。幸いなことに、わたしの妻は管理栄養士として、病院や認定こども園などで、アレルギー対応の現場にずっと立っていたので、アレルギー事故が起きる要因や現場で起きている実態について、細かく話を聞くことができました。

現場でのアレルギー対応は子どもの命に関わる重要な仕事です。このため、現場で仕事をする人たちにとっては想像以上にセンシティブな対応が求められています。また多忙な事業環境の中で、マニュアル通りに業務が進められない現実があることも、目を逸らしてはいけない事実だと感じました。

そういった話を聞きながら、やはり今回の事故は、アレルギー対応をする上で行うべき事業者側の基本業務において、初歩的な落ち度がいくつかあったように感じています。また管理する立場である久喜市としても、いま一度、根本から管理方法を見直す必要があるとも感じています。

これまで以上に、久喜市の施設が子どもたちやその保護者にとって安心して時間を過ごせる環境になるよう、明日開催される所管事務調査の中で議論を深められたらとおもっています

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