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昨日は午後からは、埼玉県市議会議長会第4区議長会の議員研修会のために三郷市文化会館に行ってまいりました。

研修会では、太田雅幸弁護士による「議員ハラスメント防止」の講習会が開催され、議員によるハラスメントの実例や心構え・対策などを学びました。特に印象的だったのは、議員と自治体職員との関係性です。議員と自治体職員は、上司と部下ではありませんが、わたしたち議員は、市長をトップとする執行部と対等の立場で議会に参加しているため、市の職員さんからみると、「一定の立場がある人」と捉えられる存在であり、その言動には注意が必要だということでした。

最近、メディアでも話題に事欠かない議員のハラスメント問題。国や県だけでなく、市区町村でのハラスメントも起きているようですが、残念ながら「議員は高圧的な人が多い」と世間から思われても仕方ないような報道が続いています。

これまでの人生経験の中で、肩書で仕事をしてしまったがために、肩書が外れた瞬間に周囲から人が離れていく様子を何度も見てきました。そのような人を反面教師にしながら、「こうはなりたくない」と何度も肝に銘じてきたつもりです。議員になったからといって自分の中身が変わるわけでもありませんし、そもそも自分自身がいつ議員じゃなくなるかもわからない立場です。それを理解せずに勘違いした瞬間から、その人からは人が離れていくのでしょうが、そう考えられない人がいる、もしくはそう考えていても、いざとなったらハラスメント行為にあたる言動に及んでしまう人がいるということなのでしょう。

これからも、市の執行部の方々とは一定の緊張関係を保ちつつも、常に謙虚に、そして相手の方へのリスペクトを持って行動していきたいと思います。

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