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先日、介護認定について、市民の方から相談がありました。

わたし自身はまだわからないことも多いという前提ですが、介護認定における課題は、おおよそ以下のようなところが大きく挙げられると認識しています。

1.認定までの時間が長い

2.個々の生活背景や細かい事情が反映されにくい

3.軽度者へのサービス利用制限

4.地域間で認定基準に差がある

5.家族の介護負担が考慮されにくい

特に、わたしがいま気になっているのは、2や5のケースです。現在の認定制度では、介護認定では本人の身体機能中心の評価になっており、介護者(家族)の負担や環境要因が十分に反映されないことで、介護者に大きな負担になっているケースがあるようです。また、介護認定の段階によってサービス利用に制限がかかるため、必要な支援が受けられずに、介護者に負担がのしかかってしまっている状況も見受けられるようです。

そこで全国の自治体の事例を少し調べてみたのですが、「要介護認定の判定基準自体に家族の介護負担を直接反映させる取り組み」は、現時点では事例を探すことはできませんでした。

もしこの点について、意見交換や議論した議事録、すでに取り組まれている事例などの情報をお持ちの方がいましたら、コメントいただけると幸いです。

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