国会や地方議会における答弁の事前調整は必要か?
久喜市議会11月定例会議で、ある若手議員が一般質問を行っている最中に、一人のベテラン議員から、「どうせ回答を知ってるんだろ?」とか「台本通りか?」といった批判とも挑発とも取れるような言葉を浴びせられるシーンがありました。
わたし自身も、一般質問の通告後に、担当課と質問の意図や調べておいてほしい数値などについて事前調整をし、またその上で、「このような所まで踏み込んで聞くかもしれない」「こういった提案をしたい」といった、事前の意思表示、意図の確認をした上で、一般質問にのぞむことはあります。
それは政策議論を深め、今後より良い住民サービスを実現するために行なっていることであって、何らやましい感情はありませんし、密室で何かを企むようなこともありません。答弁者にとっても、公式に残る発言ですので、間違いは許されませんし、推測で答弁することもできません。だからこそ質問者にとっても、答弁者にとっても、実務上必要なプロセスだと考えていました。
しかし、それが上述のように事前調整に対して批判めいた言葉が出たことで、議会における答弁のあり方を、自分自身も、そして皆さんにも考えてもらいたいと思い、以下のようなイシューを発行させてもらいました。
「国会や地方議会における答弁の事前調整は必要か?」
https://surfvote.com/issues/8zl7u3nrx6a4
ちなみにわたしは、まだまだ一般質問のやり方も試行錯誤中ではありますが、議論が硬直化したり、官僚や行政執行部主導の政策議論になるような調整でない限り、(つまり100%台本通り、という調整ではない限り)事前の答弁調整は賛成という立場です。
もしよろしければ、皆さまもSurfvote上で、賛否を表明して頂けましたら幸いです。
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