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昨日はシン・栗橋みなみ祭りに実行委員として参加したあと、南栗橋で行われた「ブリッジライフフェスタ」に行ってきました。

前回のオープニングイベントでは、委託先のプライムライフテクノロジーズという会社に協力する形で、微力ながらも地域づくりに参加させてもらっていましたが、今回のイベントでは委託先が変わってしまったようで、残念ながら今回のイベントへの協力はできませんでした。

やはり待っているのではなく、もっと自ら動かないとダメですね😤

さて、南栗橋で行われているブリッジライフプラットフォーム構想は、「埼玉版スーパー・シティプロジェクト」に登録されており、今後の超少子高齢社会の諸課題に対応するまちづくりを進めるための実証実験的な意味合いがあります。

上述の通り、今回のイベントには関与できなかったので、昨日の「ブリッジライフフェスタ」は人が集まるお祭り的なイベントを見るだけで終わってしまうかなぁと思っていましたが、運良く早稲田大学小野田研究所の小野田教授がいらっしゃったので、このプロジェクトのゴールがどこに設定されているのか?そして今どの段階なのかを聞くことができました。

この車両は、スーパーで購入したものを自宅まで届けることを念頭に置いて開発されているもので、先端にはカメラが搭載され、AIが認識した障害物を避けながら走行することを想定して作られているそうです。

車両の上には、太陽光パネルが設置されていましたが、この車両は冷蔵機能がついているため、機能的にかなりの消費電力がかかるようです。また車両自体がコンパクトですので、太陽光パネルの発電能力も小さく、当然、電力を賄えるわけではありません。やはり省電力化はモビリティ開発における大きな課題の一つのようです。なお、中の商品を取り出すためのスライド式のドアは、2つのボタン(△▽)で開閉するようになっていました。

上段は冷蔵機能があり、買い物したものはこの透明の窓がスライドして取り出せるようになっている。左側の丸いボタンで窓が上下にスライドするようになっている。

また肝心の経路をルーティングするソフトウェアも現時点ではまだ固まっていないそうです。ただしいくつか存在するオープンソースを活用する想定のようで、ある程度はイメージができている様子でした。

今後については「いまはまずは有人での自動運転ができるよう、モビリティの台数を増やす」とおっしゃっていました。

このように現段階では、無人による完全自動運転はまだまだ課題も多いですし、そもそも南栗橋の特定のエリアだけで自動配送を実現するというゴールですので、多くの既存の住民にとっては、「何かやってるな」という程度で、メリットが感じづらい状況です。

久喜市としては、この取り組みが新しいまちづくりのPRになること、まちづくりにより人が流入し定住人口だけでなく、関係人口、交流人口が増やせる可能性があること、そして5Gが通っていること、さらには南栗橋駅に特急が停車するようになることなどを、まだまだ地域住民に伝えていかないといけないなと感じました。私も少しでもそのような役割が担えるよう、行政執行の方々とも連携しながら、情報発信に努めてまいりたいと思います。

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