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子育てしやすい街として、全国的にも注目が集まっている茨城県境町。

人工芝のサッカー場、テニスコート、スケボーやBMXなどができるアーバンスポーツ施設、カフェ、自動運転バスターミナル、高速バスのターミナルなどが集積したエリアに、最近になって人工サーフィン施設やキャンプ場ができたということで、視察してきました。キャンプ場の運営に携わっている方の中に、スポーツ繋がりの知人がいたこともあって、SNSで情報を仕入れての視察となりました。

このエリアに行くのは約1年ぶりでしたが、その時と比べて、キャンプ場やサーフィン施設のほか、すぐ近くには25年住み続けると土地と建物を無償譲渡する戸建の賃貸住宅ができていて、さらに全天候型のキッズパークや学童のような場所も、週末とあってか、以前にも増してたくさんの子どもたちで賑わっていて、鉄道駅がないといった要素を差し引いても、子育て世帯にとっては素晴らしい環境でした。

さらに移住に関する支援制度があったり、20歳までの医療費助成制度があったり、英語教育が充実していたりと、ソフトとハードの両面で独自政策を打ち出してきたことが、点と点が結びついて、線・面になって成果が出てきているように感じました。

また最近できたキャンプ場のオシャレさもさることながら、実は公共施設で指定管理業者が運営していることにもびっくり。

境町は、もともと将来負担比率が高く、財政の圧迫が心配されている状況もありましたが、うまく補助金を獲得して公共施設を作り、自主財源からは子育て政策に集中して移住者を増やし、さらにはふるさと納税を成功させたり、他の地域から人を集められる道の駅を作るなど、新たな財源の確保の面でも成果を出していて、上手に自治体経営しているのだろうという印象を持ちました。財源の確保ができていることや、維持管理すべき保有施設が少ないことなど、経営環境の前提はあると思いますが、短期間で街を変えられるのはまさに政治のチカラですね。

タイミングが合えば、境町の議会も見学に行ってみたいなと思います。

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