北本市栄市民活動交流センター(ミドリテラス)へ会派視察
今日は所属会派にて、北本市栄市民活動交流センター(ミドリテラス)へ会派視察。
この施設は、公共施設の縮減という課題に対して、廃校となった小学校を複合施設として再活用し、老朽化した公共施設を削減と、市民活動の継続の両立を可能とした超好事例です。
北本市では、公共施設の延床面積を50%縮減するという課題(※久喜市は20%削減が目標)があったそうですが、それに対して、栄小学校を複合施設として生まれ変わらせ、目標実現第一歩を踏み出しました。
市民の方々の存続要望に右往左往し 20%の縮減計画をいまだに進めることができずにいる久喜市が多いに参考にすべき要素がたくさん詰まっていました。※こんな計画があれば、市民の方々の理解も得やすいだろうなと。
社会教育法では、学校施設を市民活動を含む社会教育のために利用することが可能とされています。学校教育に支障がない限り、学校施設を市民活動に提供することは、住民の教養向上や地域連携に貢献する社会教育の一環として推進されておりますが、逆にいうと、学校教育が最優先されることから、教育に携わる方たちにとっては「自分たちの施設」という意識が強く働き、市民活動に転用するという事例がまだまだ少ないという課題があります。
しかし、少子化が進むいま、教育部局方々の考えも変えていかなければなりませんし、何より、公共施設全体の70-80%を占める学校施設を有効活用しない限り、戦後に建てられた老朽化施設を壊しながらも、市民活動を継続する手段はないと考え、久喜市議会でも再三にわたって一般質問で取り上げてきました。
だから、今日は、こんなにも近くに実際に動いている事例があることに、ワクワクしました。
また今日は平日で超猛暑でしたが、子どもたちが談話室に集っていたり、学習室で勉強していたり、高齢者が囲碁?将棋?を楽しんでいたりと、市民活動の重要な場となっていることが確認できました。
今回視察した北本市の取り組みを多いに参考にして、今後の議会での提案につなげていきたいと思います♪
今回は素晴らしい視察機会をいただき、誠にありがとうございました。
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