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いま行われている9月定例会は、令和3年度の一般会計・特別会計の決算認定が行われるなど、新人であるわたしにとっては、自治体経営の全体像を把握する上で、非常に大切な議会だと捉えています。

連日、深夜まで分厚い決算書と睨めっこし、一通り、疑問点をまとめた上で9月15日の総務財政市民常任委員会にのぞみました。

そして審議中は、数多くの質問をさせていただき、最終的に議案第47号「令和3年度久喜市一般会計歳入歳出決算認定について」の総務財政市民常任委員会の審議科目について、賛成の立場から、意見を述べさせていただきました。賛成の意向表明した原稿は以下の通りです。

「令和3年度の決算は、歳入・歳出ともに前年比約10%の減少ながらも、実質収支が約28億5900万の黒字、そして前年比約109%増の11億1600万円の基金繰り入れを実現したことを高く評価したいと思います。また煩雑で、対象範囲の広い事業が多数実施される中で、限られた人員で市政を運営するために、多くの工夫と効率化・業務改善を図る姿勢があることも理解しました。

 今後、久喜市では新ごみ処理施設の建設をはじめ、大きな事業が予定されています。また社会構造の変化により、社会保障費はさらに増加していくことが予想されています。これから本格的に迎える人口減少社会の中で、時代に即した持続的な発展と、持続的な行政サービスの提供を期待して簡単ではありますが、本決算への賛成の意思表明といたします。」

委員会付託された科目に対する審議の場ですので、令和3年度の決算を総括する意見を言って良い場だったのかどうかはわかりませんが、それでも全体像があった上での科目の評価で良いのではないかと自己判断して、上記のような意見を述べることにしました。

来週も、引き続き、委員会にて重要議案の審議が行われます。朝から晩まで審議が続く、なかなかハードな一週間になりそうですが、9月30日に行われる予算決算常任委員会2日目、本会議の最終日に向けて、しっかり議案を精査して参ります。

分厚い資料と睨めっこする時間が続きますが、これも久喜市という自治体経営の全体像を紐解くための重要な作業ですので、この機会にしっかり理解を深めていきたいと思います。

そして、一部報道で話題となっている新ごみ処理施設についても、自分なりに意見をまとめるべく、これからさらに勉強したいと思います。

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