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皆さんは、お買い物をするとき、何を重視しますか?

価格でしょうか? それとも品質でしょうか? 接客態度なんていう声もあるかもしれませんね。

わたしは、2022年5月に久喜市議会議員として活動するまでは、企業人だったため地元で過ごすのは週末だけで、しかも子育てに忙しくて買い物をする時間もなかったため、いつも消費活動はネット通販。アマゾンや楽天、メルカリなどで買い物を済ませてしまっていました。ネット通販なら、自宅や移動中の電車の中で欲しいものを探し、ワンクリックで商品が自宅に届きます。こんな便利なサービスを使ってしまうと、その買い方から抜け出せなくなっていました。

でも、その結果、どうなるでしょうか?

ネット通販の大手企業は売り上げを拡大し、価格競争を優位に進め、システム投資をして便利で使い易いサービスを提供してくれるようになる一方で、地域の商店街はどんどん衰退してしまいました。

私たちは、便利なサービスを使うことは無料だと思っていますよね?でも、無料のものであったとしても、必ず対価は払っているものです。それが今回の例でいうと、地域の商店街の衰退です。地域内で経済を循環させることができていないから、店舗が潰れていきます。いま、買い物難民の高齢者がたくさんいますが、これは近くの商店が潰れてしまったからです。

なくなってから、その有難さに気づいても、元には戻りません。

久喜市では、2月20日より、スーパーマーケットの「カスミ」さんが移動スーパーをスタートすることになりました。地域の皆さまのお買物事情の変化を察し、久喜市内を巡ってくれるのは非常にありがたい反面、久喜市全域を網羅できるわけではありません。詳細は下記をご覧ください。

https://www.city.kuki.lg.jp/kurashi/oshirase/idousu-pa-.files/idousu-pa-tirasi.pdf

ぜひ、久喜市民の皆様には、「どこで消費するか」という視点を持っていただきたいと切に願います。

私たちの子どもや孫たちが、長く住みたいと思ってもらえる活気に溢れる街にするためには、久喜市民一人一人が消費行動を見直す時期にきていると言えそうです。

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